上高地から槍を往復② [登山]
前回のつづきです。
横尾は、涸沢方面の横尾谷と、槍方面の槍沢の分岐点になります。
ここで、槍沢方面に進みます。
一時間程、比較的アップダウンの少ない道を行くと、↑ 一ノ俣です。
この辺りでは、槍沢の綺麗な流れを楽しむことができます。
マイナスイオンがいっぱい! という感じです。
一の俣から25分くらい進んだところには、↑ こういう小水力発電機が設置されていました。
この上にある槍沢ロッヂで使う電力を賄っている様です。
↑ そして、10:23に槍沢ロッヂに到着です。
天気が悪ければ、ここで一泊も考えましたが、
予想に反して、とても天気が良くて気持が良いので、
少し距離はありますが、このまま槍まで進むことにしました。
コースタイムは、残り、4.5時間です。
小休止の後、10:50に槍沢ロッヂを出発しました。
槍沢ロッヂを出発すると、ナナカマドも見られる様になってきて、
ぐんぐんと標高を稼いでいることが判ります。
↑ このナナカマドは、一点もので、少しだけ色づいていました。
秋には、綺麗な紅葉を見せてくれることでしょう。
↑ 真っ青だった空には、少し筋状の雲が見えています。
この後、やはり、天候は悪化しそうな予感です。
↑ 11:18 槍沢小屋跡にあるテント場に到着です。
このテント場は、昔、合戦尾根から表銀座経由で2泊3日で槍を目指して、
帰りに1泊したところです。
このテント場の受付は、なんと、先ほどの槍沢ロッヂになります。
登り方向で利用するには、いいですけど、下り方向で利用するには、
かな~り不便です!
以前はここに槍沢小屋があったということですが、
今は、石垣などにその気配を感じるのみとなっています。
一種の廃墟な訳で、遠い昔の小屋の様子を想像しつつ、
少し廃な気分も味わうことができます。
↑ 槍沢小屋跡を越えて、暫くゆくと、大きな雪渓が現れました。
斜度は緩やかなので、この雪渓歩きは難しくありませんでした。
夏の雪渓歩きは、爽快でたまりません。
↑ ニッコウキスゲが少しだけ咲いていました。
↑ 急な槍沢を振り返ると、稼いできた標高が良く判ります。
この辺りの景色は、氷河地形特有の地形で、
涸沢から谷方向を見た景色に似ています。
↑ チングルマと、高速トレイルランナーの女性おふたり。
あまりに、その健脚ぶりに驚いて、聞いてみますと、
丁度、日本海から太平洋に1週間で走り抜けるという、
トランスジャパンアルプスレースが開催されていて、
その観戦に来られたそうです。
実際にトレイルランをやっておられるそうで、速い筈です。
しばらく、このお二人にまけじと頑張ってしまって、
もうヘロヘロ状態になってしまいました。
13:48、槍の穂先も見えていて、槍ヶ岳山荘も直ぐそこに見えてきましたが、
ヘロヘロ状態の体では、この先が、なかなか進みませんでした。
つづく。
横尾は、涸沢方面の横尾谷と、槍方面の槍沢の分岐点になります。
ここで、槍沢方面に進みます。
一時間程、比較的アップダウンの少ない道を行くと、↑ 一ノ俣です。
この辺りでは、槍沢の綺麗な流れを楽しむことができます。
マイナスイオンがいっぱい! という感じです。
一の俣から25分くらい進んだところには、↑ こういう小水力発電機が設置されていました。
この上にある槍沢ロッヂで使う電力を賄っている様です。
↑ そして、10:23に槍沢ロッヂに到着です。
天気が悪ければ、ここで一泊も考えましたが、
予想に反して、とても天気が良くて気持が良いので、
少し距離はありますが、このまま槍まで進むことにしました。
コースタイムは、残り、4.5時間です。
小休止の後、10:50に槍沢ロッヂを出発しました。
槍沢ロッヂを出発すると、ナナカマドも見られる様になってきて、
ぐんぐんと標高を稼いでいることが判ります。
↑ このナナカマドは、一点もので、少しだけ色づいていました。
秋には、綺麗な紅葉を見せてくれることでしょう。
↑ 真っ青だった空には、少し筋状の雲が見えています。
この後、やはり、天候は悪化しそうな予感です。
↑ 11:18 槍沢小屋跡にあるテント場に到着です。
このテント場は、昔、合戦尾根から表銀座経由で2泊3日で槍を目指して、
帰りに1泊したところです。
このテント場の受付は、なんと、先ほどの槍沢ロッヂになります。
登り方向で利用するには、いいですけど、下り方向で利用するには、
かな~り不便です!
以前はここに槍沢小屋があったということですが、
今は、石垣などにその気配を感じるのみとなっています。
一種の廃墟な訳で、遠い昔の小屋の様子を想像しつつ、
少し廃な気分も味わうことができます。
↑ 槍沢小屋跡を越えて、暫くゆくと、大きな雪渓が現れました。
斜度は緩やかなので、この雪渓歩きは難しくありませんでした。
夏の雪渓歩きは、爽快でたまりません。
↑ ニッコウキスゲが少しだけ咲いていました。
↑ 急な槍沢を振り返ると、稼いできた標高が良く判ります。
この辺りの景色は、氷河地形特有の地形で、
涸沢から谷方向を見た景色に似ています。
↑ チングルマと、高速トレイルランナーの女性おふたり。
あまりに、その健脚ぶりに驚いて、聞いてみますと、
丁度、日本海から太平洋に1週間で走り抜けるという、
トランスジャパンアルプスレースが開催されていて、
その観戦に来られたそうです。
実際にトレイルランをやっておられるそうで、速い筈です。
しばらく、このお二人にまけじと頑張ってしまって、
もうヘロヘロ状態になってしまいました。
13:48、槍の穂先も見えていて、槍ヶ岳山荘も直ぐそこに見えてきましたが、
ヘロヘロ状態の体では、この先が、なかなか進みませんでした。
つづく。
ニッコウキスゲの群生を撮影したいです。
トレイルラン、そんな競技があるんですねぇ。
by tromboneimai (2012-08-17 03:14)
ほんとマイナスイオンたっぷりな感じですねぇ^^
それにしても、雪渓とか歩いちゃうわけですか。。(驚)
日本海から太平洋に1週間で走り抜けるレース??(驚×2)
山のことも登山のこともまったく無知なもので新鮮すぎる驚きです^^;
と。
IDの由来?ありがとうございました。納得です^^
広島、私には第二のふるさとです^^
by sae (2012-08-17 09:43)
お疲れ様です。
空模様は若干曇りでしょうか?
雪渓ではアイゼンは必要ですか?
by JUN (2012-08-17 10:10)
この暑い夏に「雪渓」がのこっているんですね。
斜面が緩やかで気持ちいいといっても恐ろしくて行けません。
by starwars (2012-08-17 10:45)
ニッコウキスゲ、雪、凄いコラボですね。
涼しいのでしょうね、 体力がお有りで羨ましいです(v^ー°)
by aya (2012-08-17 20:16)
>tromboneimaiさん、こんばんは。
ニッコウキスゲの群生なら、やはり尾瀬なのでしょうか?
自分も、群生している圧巻の眺めを堪能してみたいと
思います。3.11の影響は思わぬ形で尾瀬に波及して
いますが、どうなってしまうのでしょうね~
>saeさん、こんばんは。
広島が第2のふるさととは、嬉しいです♪
今後とも、宜しくお願いします。
登山の事に興味が湧いたら、遠慮なくカキコしてくださいね。
>JUNさん、こんばんは。
空模様は、結局初日は午前中は晴れ、
午後は、晴れたり曇ったりという感じでした。
2日目以降は、基本、霧か雨という感じでした。
今回歩いた雪渓では、アイゼンは不要でしたよ ^^
>starwarsさん、こんばんは。
北アルプスには、秋になっても消えない、いわゆる万年雪が
沢山あります。その中には、カチカチの氷状態になっていて、
それが年間数10cmくらい移動しているものがあることが
ニュースになりましたね。そなんです、日本にも氷河があったんです!
そんな雪渓を見に、是非おでかけください。^^
>ayaさん、こんばんは。
ニッコウキスゲと雪のコラボ、確かに良く考えると凄いですね!
登山は、ゆっくりマイペースが基本なので、かなりの年配の方も
それぞれに楽しんでおられます。
身近な裏山でも立派な登山ができますので、機会があれば、
カメラを持って足を伸ばしてみてくださいね ^^
by 元山陽ちとせ (2012-08-17 21:18)
私もまったく同様でした。 槍沢ロッジまではコースタイムより早く行けたので、これは行けると思いましたが、大曲を過ぎて播隆窟に向かうあたりからきつくなってきました。 よーくわかります。(笑)
by Jetstream777 (2012-08-17 22:40)
こんばんは。
涼しそうですね〜(*^_^*)
by yakko (2012-08-17 23:03)
>Jetstream777 さん、こんばんは。
Jetstream777 さんでも、播隆窟あたりからきつくなるんですね~
やはり、あのコースを1日で槍まで詰めるのは、キツイんだぜぃ~、
というのが結論の様ですね ^^;
貴重な経験として、今後の糧にしたいと思います。
>yakkoさん、こんばんは。
やはり、標高の高いところは、かなり涼しいです。
日が傾くと寒いくらいです。
夏にその寒さを味わうのが、また楽しかったりします ^^
by 元山陽ちとせ (2012-08-18 00:08)
爽やかでーーーす!
気持ちが良いでーーーす!
ブログ見る人は気持ち良く爽やかですが、元山陽ちとせさんは大変だったのでは?
ご苦労さまでした(^^)。
by 多摩デジ (2012-08-18 12:16)
>多摩デジさん、こんにちは。
この辺りでは、まだまだ余裕だったので、
爽やかな森林浴と、渓谷のイオンシャワーを
満喫してました。天気が良くてラッキーでした。
by 元山陽ちとせ (2012-08-18 12:33)
トレイルランニングをしている女性には山で何度か会いましたが、すごい勢いで走り抜けて行きますね。
by 袋田の住職 (2012-08-28 08:54)
>袋田の住職さん、こんばんは。
トレイルランをしている女性に山で追い越されても、
決して頑張ってついて行こうなんて、思っていけませんね。
気付いたときには体力を消耗しきっていて、
下手をすると、命に関わります ^^;
by 元山陽ちとせ (2012-08-29 00:17)