上高地から槍を往復③ [登山]
前回にひきつづき、シリーズ第3回です。
美人トレイルランナーに負けじと頑張った結果ヘロヘロ状態となった体で、
最後の急登に挑みました。
幸いこの辺りでは、色々な高山植物が咲き乱れていて、
写真、写真、と言い訳しながら、休憩ばかりはさみながら、最後のひとふんばりでした。
既にチングルマの花が散って、実の状態になっているところもありました。
ヨツバシオガマとイワツメクサを撮っていますが、
全然、集中してないので、漫然とした写真になっています。^^;
振り返ると、氷河が削ったU字谷が見事です。
と、言い分けしながら、また休憩です。
14:53 漸く、槍ヶ岳山荘に到着しました。
あまりにゼイゼイ言いながら到着したので、
小屋の前で休憩中の方から、「だいじょうぶですか?」
と心配して声をかけて頂く始末。
標高が高くなると、少し余分に空気を吸い込んで歩く様にしているので、
余計に苦しそうに見えたんでしょうね~
でも、こうして間近で槍の穂先を眺めていると、モクモクと雲も湧いてきますが、
元気も湧いてきます。
少し、小屋の周りを散策してみますと、湧き上がって来ている雲が
いい感じになって、周囲の山々に迫力を与えていました。
↑いつかは登ってみたいと思っている笠が岳
↑夕日を待っている登山客
↑ 雲の具合が丁度良くなって、ブロッケン妖怪も登場しました。
↑ 北西方向をパノラマで。クリックすると拡大します。
左から、三俣蓮華~鷲羽岳~水晶岳~真砂岳~野口五郎岳、その奥には立山が見えています。
左奥は、薬師岳でしょうか。薬師岳の向こう側には、あの有峰湖が広がっている筈です。
この後、雲が多くて、夕日は見ることができませんでしたが、
夜になると、雲の切れ間に、満点の星空を楽しむことができました。
丁度、ペルセウス座流星群が極大を迎えており、
時々、大きな流星が流れていました。
なんとか、流星を写真に納めようとしましたが、
あまりの寒さと、眠気に負けてしまって、その日はあえなく退散と
なりました。
もう一回、つづく。
美人トレイルランナーに負けじと頑張った結果ヘロヘロ状態となった体で、
最後の急登に挑みました。
幸いこの辺りでは、色々な高山植物が咲き乱れていて、
写真、写真、と言い訳しながら、休憩ばかりはさみながら、最後のひとふんばりでした。
既にチングルマの花が散って、実の状態になっているところもありました。
ヨツバシオガマとイワツメクサを撮っていますが、
全然、集中してないので、漫然とした写真になっています。^^;
振り返ると、氷河が削ったU字谷が見事です。
と、言い分けしながら、また休憩です。
14:53 漸く、槍ヶ岳山荘に到着しました。
あまりにゼイゼイ言いながら到着したので、
小屋の前で休憩中の方から、「だいじょうぶですか?」
と心配して声をかけて頂く始末。
標高が高くなると、少し余分に空気を吸い込んで歩く様にしているので、
余計に苦しそうに見えたんでしょうね~
でも、こうして間近で槍の穂先を眺めていると、モクモクと雲も湧いてきますが、
元気も湧いてきます。
少し、小屋の周りを散策してみますと、湧き上がって来ている雲が
いい感じになって、周囲の山々に迫力を与えていました。
↑いつかは登ってみたいと思っている笠が岳
↑夕日を待っている登山客
↑ 雲の具合が丁度良くなって、ブロッケン妖怪も登場しました。
↑ 北西方向をパノラマで。クリックすると拡大します。
左から、三俣蓮華~鷲羽岳~水晶岳~真砂岳~野口五郎岳、その奥には立山が見えています。
左奥は、薬師岳でしょうか。薬師岳の向こう側には、あの有峰湖が広がっている筈です。
この後、雲が多くて、夕日は見ることができませんでしたが、
夜になると、雲の切れ間に、満点の星空を楽しむことができました。
丁度、ペルセウス座流星群が極大を迎えており、
時々、大きな流星が流れていました。
なんとか、流星を写真に納めようとしましたが、
あまりの寒さと、眠気に負けてしまって、その日はあえなく退散と
なりました。
もう一回、つづく。
おーーーう!素晴らしいです(^^)
感動じゃ!!!
by 多摩デジ (2012-08-18 12:11)
>多摩デジさん、こんにちは。
ありがとうございます。
満天の星空が見えたのも感動ものでした。
写真はちょっとピントが合ってなくて、ガッカリでしたけど・・・
by 元山陽ちとせ (2012-08-18 12:36)
素晴らしい星景ですね・・
感極まります。
このあたりは星景シーンでも日本有数でしょう。
見れないことも当たり前なので・・お見事ですねっ!
by zak (2012-08-18 19:58)
天気が良かったのはいいですね。 翌朝の登りが楽しみ!
山上の星空は本当にプラネタリウムそのものですね。 街中では見られません。 写真を拝見すると、また行きたくなります。 !(^^)!
by Jetstream777 (2012-08-18 21:28)
満天の星空!キレイですねぇ。。
夕陽は残念だったようですけど、流星群の極大の時とはタイミングも良かったようですね。
頑張って登ってきたきたご褒美でしょうか^^
by sae (2012-08-18 21:52)
>zakさん、こんばんは。ありがとうございます。
最近の感度の良くなったカメラだと、
星空を撮るのは意外と簡単だったりしますね。
でも、なかなか無いチャンスだったので、
もっと事前に星空を撮る練習をしておけば良かったと
後悔しています。
>Jetstream777さん、こんばんは。
真っ暗な山の上で見る星空は、星が多すぎて星座も良く判らない
状況でした。月があると、また違った感じになるので、月もない、
雲の切れている、という状況はなかなか無い機会だったと
思います。是非、またお出かけくださいね ^^
>sae さん、こんばんは。
やはり、空が暗いと星が際立ちますよね。
ライトを消した瞬間に空一面にワ~と浮かび上がった星空を
見たときは、思わず息を飲みました。
まさに頑張って登ったご褒美ですね ^^
by 元山陽ちとせ (2012-08-18 22:26)
満天の星は 山に登らないとダメですね。
与論島で出会えましたが、撮る技術が無くて、お手上げだったのです(´エ`;)
素敵ですね、ブロッケン妖怪好きです(^-^)V
by aya (2012-08-18 22:52)
>ayaさん、おはようございます。
満天の星空を見る機会は、貴重ですよね。
今回も貴重な機会に対応しきれなくて、後悔しましたので、
どこか近場で練習を積んでおこうと決心したのでした ^^;
ブロッケン妖怪は、昔の人は御来迎と呼んで、
神様とのご対面と信じたそうですが、確かにそんな神秘的な
何かを感じます。
by 元山陽ちとせ (2012-08-19 06:21)
Oh!ブロッケン出ましたねぇ。
良いことありそう。
by 山子路爺 (2012-08-19 14:36)
ブロッケン現象といいすばらしい星空を
見せていただき感謝です!
by JUN (2012-08-19 14:38)
満点の夏の星空がロマンチックですね。
by ナビパ (2012-08-19 14:56)
ブロッケン減少と満点の星空・・・普段絶対に観られない情景に触れて、疲れも吹っ飛んだことでしょうね。写真もすばらしいです。
by sig (2012-08-19 16:28)
>山子路爺さん、こんばんは。
ブロッケン妖怪は、御来迎ですからね。
何か良いことがあるに違いないですよね。
>JUNさん、こんばんは。
ブロッケン現象は、曇りの日に飛行機で
太陽と反対側の窓側席に座ると、かなりの確率で
見ることができますよ。
多分、飛行機から見る星空も満天の星空なので
しょうけど、あの窓では良く見えないのが寂しいです。
>ナビパさん、こんばんは。
夏の満天の夜空に流れ星、という最高の
状況ですけど、風は強いし、寒いしで、
あまり夜空を満喫する余裕はありませんでした ^^;
>sigさん、こんばんは。ありがとうございます。
星空を撮る為に、夜ごそごそと起きだして、
撮影しました。なかなか布団から出るのが大変でしたが、
まさに疲れも吹き飛ぶ様な綺麗な星空でしたよ。
by 元山陽ちとせ (2012-08-19 19:20)
ちょうど40年前の昨日、私はここで誕生日を迎えました。
一緒に登った父の仲間のみなさんが、お祝いを言ってくれたのを覚えています。
下山の時は上高地側ではなく、飛騨高山方面へ向けて下りました。私はただ大人について歩いただけなのでルートについてはよくわかりませんが、下山の日は朝から凄い雨で、下から吹き上げてくる感じだったのを思い出します。
悪天候を回避するため、途中で予定外の山小屋一泊が加わりました。山小屋は、どんなに定員オーバーでも、宿泊を拒否してはいけないんだ・・ということや、想定外の状況の時にどうするか・・という判断も学んだ貴重な体験でした。
by Michikusa (2012-08-26 08:52)
> Michikusa さん、こんにちは。
槍の頂上で誕生日を迎えたなんて、
子供心に相当強い印象として残ったことでしょうね。
上高地からのルートも、飛騨高山側のルートもかなりの
距離を歩くので、悪天候も加わって、厳しい精神修行だった
のではないですか?^^;
でも、辛いことの記憶が薄れて、楽しかったことの記憶が
沢山残っておられる様で、良かったです。^^
by 元山陽ちとせ (2012-08-26 12:01)