疋田智氏の「自転車ツーキニストの作法」を読んだ [書評]
異動になってから、自転車ツーキン(ジテツウ)しようと決意したのは良いけど、
ジテツウができるのは、幾つかの条件が揃う必要があります。
条件1.雨が降っていないこと。
条件2.その日の夜の天気予報が雨でないこと。
条件3.出張が無いこと。
条件4.足等に故障がなくて、走る意欲に満ちていること。
これがなかなか条件がそろいません。
なので、かなりの確率で電車通勤となります。
電車では、時間があるのでTwitterをしてるか本を読んでいるか、
運良く座れた場合は、寝てるか、となります。
そんな訳でこのところ、少しづつ本を読んでおります。
なので、読んだ本についてのブログネタが増えそうです。
今回もその一冊です。
○○作法というと、私の様なオヤジプログラマー世代としては、
直ぐに「プログラミング作法」と、「ソフトウェア作法」を連想してしまいます。
出版社を確認するとソフトバンク新書から出ていると判ります。
ソフトバンク新書には、”○○の作法”シリーズというのが何冊がでていて、
その1冊だと判りました。”○○の作法”シリーズは孫さんの趣味に違いない、
と勝手に思ってしまいました。
さて、疋田智氏の「自転車ツーキニストの作法」の内容は如何に、
という事で、以下に、気になった部分、思わず唸った部分を書き出してみます。
(1)雨が降って一番濡れて嫌なのは靴である。
これは全く同感。
でも、靴を濡らさない良い方法は、レジ袋を2枚重ねて靴の上から履く、
というのはどういう事だろう?
ジテツウでは、ビンディングペタルは履かないものなのだろうか?
平ペタなら判るけど、ビンディングペタルでレジ袋は無いと思うけど。。。
(2)雨ならば乗らない。帰りに雨が降ったら濡れて帰って直ぐに風呂に入る。
ここまでは全く同意。でも、行きの途中で雨が降ったらどうするんだろう?
1時間以上もの長距離をジテツウしていると、途中で雨が降り出す、
という状況が当然有り得る筈であるけど、どういう訳が本文ではその事に
言及されておらず、ちょっと残念。
(3)対向車線から急に右折してくる車が危険!
まったくその通り。
疋田氏はそういう場面では、「ほおおぅ」という大きな声を出すのが一番で、
大抵右折車はブレーキを踏んで止まる、との事。
まるでクラックションの様。一度やって見ようかなと思うけど、
実際にはちょっと恥ずかしくて、できそうにない。
(4)おまわりさんの白チャリから車道の左端を走ることを実践すべき
全くその通り。
疋田さんの本からは、自転車社会のあるべき論が沢山読み取れて、
どれもとても参考になった。
特に、日本自動車工業会が出している「自転車との安全な共存のために」
という文書の紹介は大変参考になった。
以上、ジテツウの作法としてよりは、自転車社会論的な価値のある本だと思いました。
ジテツウができるのは、幾つかの条件が揃う必要があります。
条件1.雨が降っていないこと。
条件2.その日の夜の天気予報が雨でないこと。
条件3.出張が無いこと。
条件4.足等に故障がなくて、走る意欲に満ちていること。
これがなかなか条件がそろいません。
なので、かなりの確率で電車通勤となります。
電車では、時間があるのでTwitterをしてるか本を読んでいるか、
運良く座れた場合は、寝てるか、となります。
そんな訳でこのところ、少しづつ本を読んでおります。
なので、読んだ本についてのブログネタが増えそうです。
今回もその一冊です。
○○作法というと、私の様なオヤジプログラマー世代としては、
直ぐに「プログラミング作法」と、「ソフトウェア作法」を連想してしまいます。
出版社を確認するとソフトバンク新書から出ていると判ります。
ソフトバンク新書には、”○○の作法”シリーズというのが何冊がでていて、
その1冊だと判りました。”○○の作法”シリーズは孫さんの趣味に違いない、
と勝手に思ってしまいました。
さて、疋田智氏の「自転車ツーキニストの作法」の内容は如何に、
という事で、以下に、気になった部分、思わず唸った部分を書き出してみます。
(1)雨が降って一番濡れて嫌なのは靴である。
これは全く同感。
でも、靴を濡らさない良い方法は、レジ袋を2枚重ねて靴の上から履く、
というのはどういう事だろう?
ジテツウでは、ビンディングペタルは履かないものなのだろうか?
平ペタなら判るけど、ビンディングペタルでレジ袋は無いと思うけど。。。
(2)雨ならば乗らない。帰りに雨が降ったら濡れて帰って直ぐに風呂に入る。
ここまでは全く同意。でも、行きの途中で雨が降ったらどうするんだろう?
1時間以上もの長距離をジテツウしていると、途中で雨が降り出す、
という状況が当然有り得る筈であるけど、どういう訳が本文ではその事に
言及されておらず、ちょっと残念。
(3)対向車線から急に右折してくる車が危険!
まったくその通り。
疋田氏はそういう場面では、「ほおおぅ」という大きな声を出すのが一番で、
大抵右折車はブレーキを踏んで止まる、との事。
まるでクラックションの様。一度やって見ようかなと思うけど、
実際にはちょっと恥ずかしくて、できそうにない。
(4)おまわりさんの白チャリから車道の左端を走ることを実践すべき
全くその通り。
疋田さんの本からは、自転車社会のあるべき論が沢山読み取れて、
どれもとても参考になった。
特に、日本自動車工業会が出している「自転車との安全な共存のために」
という文書の紹介は大変参考になった。
以上、ジテツウの作法としてよりは、自転車社会論的な価値のある本だと思いました。
タグ:自転車
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